令和4年8月25日に当センターへ長野県農政林務委員会の視察がありました。
酪農に関係する視察は数年ぶりとのことで、関係者含め14名ほどが視察されました。
視察は、予定通り10時30分から開始となりました。視察時間は40分程度が予定されており、農政林務委員会長の小山仁志議員の挨拶から始まり視察開始しました。
当社の特性をまとめた資料をもとに、当センターの設立経緯から現状の生産供給状況の概略を説明したなかで、地区内外への酪農家や地元社会への貢献や協力体制を説明しているなかで、長野県下での酪農業に関する窮状を訴え、緊急支援についてお願い致しました。
現段階では長野県では畜産業者に対して使用した配合飼料に対して、最大で4200円/tの補助金を検討されていますが、当社のような自給飼料ならびに単味飼料を飼料原材料の使用量を増加させることで飼料高騰に対しての価格対応策を行っている酪農家および関係会社に対しては助成が希薄となっている窮状を訴え、別な形での対応策の検討について速やかに要請いたしました。
今回の視察に於いて、上記のような窮状に対して前向きな回答を頂いたことで、感謝したいところではありますが、既に酪農業が窮地に陥っていますので、できる限り早急な段階で検討、助成に対しての発動を期待しています。